ご挨拶や手続きやら

まず、9時過ぎに区役所の衛生課に電話して狂犬病の番号を伝え、死亡の連絡。

酸素ハウスのレンタル会社テルコムさんから引き取り時間の連絡があり、11~12時の間に来てくれることになり、引き取り後に、昼食。

母が精進落としというので、近所のお蕎麦屋さんでざるそばを頂き、ムックを可愛がってくださったおかみさんにお礼を伝えました。

午後いちの診察時間に合わせて、獣医さんに火葬のご報告とお支払。
写真を持参し、ひとしきり思い出話に花を咲かせて、また母は涙、私も先生も涙ぐんでしまった。

「無口なお父さんが、最期に、ありがとうございました、とおっしゃって、嬉しかったです」と先生。

「素晴らしい先生に看取られて、ムック、幸せだったと父が申しておりました。可愛いままの姿で安らかに旅立つことができて、感謝しています。
大変なお仕事だと思いますが、どうぞお元気で沢山の子を幸せにしてあげてください。」と言って、お菓子を手渡しました。

「またご縁がございましたら、どこかで…
お母さんと桜の季節に神社で偶然お会いしたのがとても印象に残っています」

「お仕事でお忙しい中、お話を聞いて頂き、ありがとうございました」

「お気をつけて」

お会計を待っていると受付の方々も出て来てくれ、「ムックちゃん、頑張りましたね」と声をかけてくださいました。

お箱代2,160円です、と言われたので、「診断は?」と聞くと、これだけで結構です、と。

死亡診断と綺麗にしてくれた処置のお代は請求されませんでした。

帰宅後、父に伝えると、黙って頷きました。

明日から私は仕事、日常は続きます。

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